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「暗黙知」にスポットを当てる


この本ご存知ですか?

これはマンガで書かれたものですが

元の本はこちら↓

(出典:同上)

皆さんよくご存知のコンビニ・セブンイレブン

の経営学について書かれたものです。

流通の神様

と言われる、鈴木敏文氏の経営思想を

まとめています。

2005年出版なので少し古いですが…

当時はあまり活字を読みたい気分じゃなかったので

マンガの方を買いました。

セブンイレブンの経営学にも興味があったのですが

購入のきっかけになったのは

ある言葉に引っかかったため…

それは、

「話して伝える」ことの目的は

相手に話すことじゃない

というセリフ。

会話でのコミュニケーションのあり方を

語るシーンなんですが

書き言葉にも充分当てはまる内容です。

そもそも「伝える」ということの目的自体が

手段は何であれ

相手に(自分が思うような)行動を引き出す(してもらう)

ことなのです。

相手が自分の願い通りに行動してくれて

初めて

「伝わった」と分かるわけです。

自分の中では

自分たちの職場では、会社では

「当たり前」だと思うことも、

初めての人には

「わからない」ことだって多いものです。

たとえば…

最近「ヌーハラ」という新しい言葉ができましたが…

日本では蕎麦やうどんは

「音を立てて食べる」

のが「常識」です。

でも、一歩海外へ出れば

「音を立てて食べる」ことはマナー違反

になりますよね。

日本の常識は、海外では理解されません。

私は

「常識」という言葉には「垣根がある」と

思っています。

この本では、その「垣根」を

「形式知」と「暗黙知」という言葉で説明されています。

形式知:

言葉やデータなどでほぼ伝わる表面的なもの

暗黙知:

経験や感覚を通さないと正しく理解できないもの

思ったように行動してもらおうと思えば

この「暗黙知」への理解を高める努力が必要になります。

一方的な想いだけをコピーにしても、「伝わり」ません。

店頭でキャッチセールスをしても

どうも客入りが悪い…

チラシを打っても、なかなか集まらない…

そんな経験がある方は

一度、「暗黙知」に視点を置いてみてください。

案外、ちょっとした視点の変化が

集客の突破口になるかもしれませんよ…。

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